スポンサードリンク

日本人の平均年収

ほかの人は一体どれくらいの年収があるのか? 興味はあるけれど、なかなか直接聞けることではありませんよね。そこで、調べてみたところ、国税庁から「民間給与実態統計調査」という調査の結果が出ていました。難しそうな名前の調査ですが、簡単にいうと会社がどれだけ社員に給料を払ったかの調査でした。国が出す文書は、言葉使いが難しくていけませんね。

給与所得者全体の平均年収

給与所得者数は、4,756 万人(対前年比 2.4%増、111 万人の増加)で、その平均給与は 415 万円(同 0.3%増、14 千円の増加)となっている。

引用:国税庁 平成26年分 民間給与実態統計調査

給与所得者とは、簡単にいうとサラリーマンのことです。平均給与が415万円とのことですが、社会保険や税金込みの金額なので、手取りの年収にすると、約330万円というところでしょう。6月と12月のボーナスを合わせて4カ月分とすると、1カ月の手取りが約20万円、ボーナスは約40万円が2回で80万円程度になります。平均的な両親と子ども2人の4人家族が、子どもの学費を出しながら食べていくには、かなり厳しい金額なのではないでしょうか。

平均給与は男性 514 万円(同 0.6%増、31 千円の増加)、女性 272 万円(同 0.3%増、8千円の増加)となっている。

引用:国税庁 平成26年分 民間給与実態統計調査

男女別に見ると、男性の平均給与が男女合わせた平均給与より、100万円多い514万円でした。これならば、手取りの年収が約410万円、1カ月では約25万円、ボーナスが夏冬合わせて約100万円になります。それなりの金額になりました。しかし、平均値というのは、1部の極端に年収の高い人や低い人の数値も入っていますので、現実とかけ離れている場合があります。そう考えると、中央値を見てみるのがいいかもしれません。中央値とは、1番人数が多い部分を指します。

男性(全年齢)の全体の年収中央値は「442万円」

引用:副業でアフィリエイト・株・FXをしているサラリーマン向けの確定申告方法 学歴、会社規模、年齢別の年収を中央値で比較・2015年版

なんと、男性全体の年収の中央値は、平均値よりも72万円も低いではありませんか! これでは、多くの家庭の家計が厳しいでしょう。どうりで、主婦もパートで働かなければならないはずです。

職種別平均年収

DODAによる職種別の平均年収ランキング(2015年)は、
1位:投資銀行業務(779万円)
2位:MR(731万円)
3位:経営企画/事業企画(695万円)

1位の投資銀行業務と、3位の経営企画/事業企画は、どんな職種のかは、何となく想像がつくのですが、2位のMRという職種は、想像がつきません。そこで、MRとは何かを調べてみたところ、製薬会社の営業マンとのことでした。MRの仕事の内容は、
・医師・薬剤師に自社の医薬品をPRする
・副作用や併用禁忌など安全性に関する情報を提供する
・医薬品卸業者への営業活動と価格の折衝をする
といったものでした。

業種別平均年収

DODAによる業種別平均年収ランキング(2015年)は、
1位:医薬品メーカー(694万円)
2位:投信/投資顧問(675万円)
3位:医療機器メーカー(570万円)

1位と3位に医療関係が入っています。やはり、医療は強いのですね。医師になるのは難しいですが、医薬品メーカーや、医療機器メーカーへの就職ならば、普通の人でも可能なのではないでしょうか。

サラリーマンの年代別平均年収

年齢男性女性全体
平均514万円272万円415万円
70歳以上359万円204万円292万円
65~69歳389万円201万円311万円
60~64歳477万円227万円373万円
55~59歳632万円270万円480万円
50~54歳656万円291万円496万円
45~49歳629万円290万円487万円
40~44歳564万円290万円457万円
35~39歳502万円293万円425万円
30~34歳446万円301万円392万円
25~29歳378万円297万円344万円
20~24歳265万円231万円248万円
19歳以下157万円104万円130万円

引用:Fukipon 会社員の平均年収は400万円前半で停滞!男女別や年齢別など

男性の場合、1番収入が多いのは、50歳~54歳。家庭的に1番お金が必要な時期と一致しています。世の中の男性の多くが、家族のために頑張って稼いるということでしょう。一方、女性の場合、30歳~34歳がピークで、その後は収入が減っていく傾向がみえます。これは、出産や子育てにより、キャリアを中断された女性の仕事への復帰が、難しいことを物語っているように思えます。

20代

20代の平均年収は、男性:約321万円、女性:約264万円、
全体:約296万円

20代の平均収入は、ざっくり300万円。では、どんな職業に就いているのか、20代の人が多い職業を調べてみると、美容師、理容師、理学療法士、作業療法士、幼稚園教諭などでした。なるほど、体力が必要な職業ですね。

30代

30代の平均年収は、男性:約474万円、女性:約297万円、
全体:約408万円

驚くべきことに、30代では、男性の平均年収が、約150万円も上昇していますが、女性は33万円の上昇にとどまっています。この男女の差は、女性の結婚による影響なのでしょう。30代の人が多い職業は、記者、システムエンジニア、看護師、薬剤師などでした。

40代

40代の平均年収は、男性:約596万円、女性:約290万円
全体:約472万円

男性の平均年収がさらに、122万円もアップしています。男は、しっかりと働けということなのでしょうね。40代の人が多い職業は、パイロット、医師、社会保険労務士、不動産鑑定士などでした。だんだん、体力よりも経験や知力が必要な職種になってきたようです。

50代

50代の平均年収は、男性:約644万円、女性:約280万円
全体:約488万円

50代は、そろそろ老後を考える年齢です。ここで、どれだけ蓄財できるかで老後の生活が決まります。644万円の収入があれば、シングル男性ならば、十分豊かな老後が送れるでしょう。一方、女性のシングルの場合、財政的にきびしい老後になってしまいそうです。

新卒

大卒(新卒)の平均年収は200万円~230万円前後

引用:キャリアパーク 新卒社員の平均年収と初任給・ボーナス事情【高卒・大卒別】

高卒の平均年収は150万円~180万円前後

引用:キャリアパーク 新卒社員の平均年収と初任給・ボーナス事情【高卒・大卒別】

大卒の場合、月給で考えると手取りが19万円前後、高卒の場合は13万円前後になり、高卒と大卒では、年間50万円も給与に開きがあります。このデータを見る限り、どんな大学であろうと、大学を卒業してから就職すべきでしょう。

公務員

平均年収:600~630万円
※平成26年度国家公務員給与等実態調査の結果から算出

引用:平均年収.JP 公務員の平均年収

公務員全体では、平均年収が600万円~630万円ですが、公務員にもいろいろ職種があり、職種によって年収が変わってきます。国家公務員の一般職の場合、630万円程度、地方公務員の一般職では、710万円程度で、地方公務員のほうが80万円も高いのです。高校の先生は777万円、小中学の先生は742万円、警察官は813万円、消防士は718万円です。警察官の年収が、800万円台になっているのは、危険度が高い職業だからでしょう。

平均年収が高い企業

順位企業名平均年収
1位M&Aキャピタルパートナーズ1,947万円
2位フジ・メディア・ホールディングス1,506万円
3位TBSホールディングス1,499万円
4位朝日放送1,479万円
5位日本テレビホールディングス1,454万円

参照:東洋経済 ONLINE 上場企業版!「平均年収が高い」500社

1位のM&Aキャピタルパートナーズは、いわゆる企業買収を専門とする会社です。2位以下には、新聞やテレビなどのメディアを傘下に持つ企業がランクインしています。さすが、報道系は強いですね。しかし、その分、就職するにはかなりハードルが高そうです。